できる
地下世界を開拓しよう!
マインクラフト 地下建築
わくわくスゴ技ブック
パソコン版(Java版) / Nintendo Switch(Bedrock版) 対応
| 価格 | 1,485円 (税込み) |
|---|---|
| 出版社 | インプレス |
| 出版日 | 2025年12月16日 |
| ページ数 | 224 |
| 大きさ | A5判 |
| ISBN | 978-4-295-02326-5 |
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本書について
マインクラフトの遊び方はいろいろありますが、本書は建築に特化しています。マイクラは普通に地上を開発するのも楽しいですが、本書ではあえて建築場所を地下に限定することで、地上の建築とはまったく異なる建築方法を提案しています。
2021年のマイクラのVer.1.18で地下の生成に大きな変更が加えられました。従来の2倍の深さになり、多彩で恐ろしく大きな大空間が生成されるようになりました。そのあとも、地下には古代都市をはじめ多くの要素が追加され続けています。
この地下の世界、すでに開発を手掛けられた方も少なくないでしょう。しかし、思っていたのとなんだか違う、と感じられることも多いようです。地上と同じような開発を地下で行ってしまうと、この壮大な地下を活かしきれないことがよくあります。明るくし過ぎて地上と変わらない空間、整地しすぎてまるで大きな部屋の中にいるような空間.......。大丈夫、筆者も経験済みです。これは、本書内でも口酸っぱく書いていることですが、地下には地下ならではの建築方法が存在しています。それらを意識することで、地下を魅力的に開発できます。さらには、地上とはまったく異なる世界観を演出することも可能でしょう。
本書はマイクラの建築ブログを週に3回投稿し14年、先日3,000エントリーを超えた筆者の経験を元に、前述のようなさまざまな失敗も活かしつつ、まとめ上げました。単純にブロックの配置を紹介するのではなく、順序立って配置の理由を含めて説明しています。願わくば建築センスが磨かれるような、詳しい解説や考え方を織り交ぜて書いたつもりです。
また、地下という極端な環境を開発することによって、地上もしくは天空や別世界の開発にもフィードバックできるような、深い(地下だけに)見識も得られることを期待しています。
内容と特徴
建築がテーマです
本書はマインクラフト遊ぶ為のビギナーズガイドでもなければ、ボスを倒すための攻略本でもありません。
建築のみを扱った本です。小規模な民家から中規模な公共施設まで、とことん建築について扱います。
内装も扱っています
外観メインの建築以外は、基本的にすべての建造物は内装まで紹介しています。
建物によって内装の雰囲気はガラッと変わるので、個々の建物に合った内装、家具などを考慮しています。
建物以外も充実
建物以外にも街灯や橋、トンネルなども紹介しています。
地下建築ならではの悩みを解決するための、さまざまな小物やパーツも多く掲載しています。
地下建築に特化
「本書について」でも書きましたが、地下建築に特化した建築を紹介しています。
例えば帯水層から水を引いたり、空洞間をトンネルで繋げたり、地下という環境を重視しています。
サバイバルモードを念頭
すべての建築物はサバイバルモードで建築することを念頭に紹介しています。
希少ブロックは要所のみに使うなど節約し、強化された深層岩やクリーパーの頭など、入手が不可能や困難なものについては利用していません。
統一したスケール感
本書の建物はすべて、私、てんやわんや街長が一人で作っています。
複数の人が建築を行うとスケール感がずれてしまうことがありますが、本書では、すべて統一したスケール感となっています。
扱っていない内容
ゴメンナサイ。ページ数の都合上、下記の内容については本書ではほとんど扱っておりません。
地下建築以外
地下専用なので地上や天空はもちろんのこと、座標64以下だからと言って海中もまた対象外です。
基本的なプレイ方法 等
移動やインベントリの使い方など基本的な操作方法、ボスなどの攻略などについては扱っていません。既に一通り、プレイしていることを前提にしています。
ブロックの入手方法や
レシピ等
個々のブロックやアイテムなどの入手方法や加工レシピなどを載せると紙面が足りないので、これらについては基本載せていません。
レッドストーン回路解説
レッドストーン屋はありますが、そのレッドストーンを活用する回路の詳しい解説はそれこそ丸々1冊の誌面が必要になるので省いています。
トラップタワーなど
トラップタワーはバージョンによって動作不良を起こす可能性があるので、扱っていません。
コマンド MOD ツール 等
試作用の一部コマンドを除き、バニラのサバイバルモードで遊ぶことを前提としているので、コマンドやMOD、外部ツールなどは紹介していません
目次
序章 地下開発をはじめる前に
- はじめに
- マインクラフトの地下の基本
- いろいろな大空洞の種類
- 開発に適した地下の選定方法
- 地下開発に必要な基本テクニック
第1章 地下でも住みやすい
民家を作る
- どんな場所にも合う小さな民家を作る
- 鍾乳洞に合う中くらいの民家を作る
- 繁茂した洞窟に合う大きな民家を作る
- 周囲から際立つ2階建ての民家を作る
第2章 地下でも居心地のいい
商店を作る
- 露天風の食料品店を作る
- 物がびっしり並ぶレッドストーン屋を作る
- 地下でも「整う」サウナを作る
- 見晴らしのいいレストランを作る
第3章 地下を彩る小物や
パーツを作る
- 地下空間に合う照明
- 地下に彩りを添える植物
- 地下を飾るいろいろな小物
- 地下を開発するクレーンを作る
- 地下鉱山を演出する小物を作る
- 地下ならではの装飾
第4章 世界観を決める
インフラを作る
- 地下での基本的な道作り
- 小さな橋を作る
- 中くらいの橋を作る
- トロッコ鉄道橋を作る
- 地下に小さなトンネルを作る
- 整った大きなトンネルを作る
- 爆破して作ったトンネル
- 縦方向の通路も兼ねた塔を作る
第5章 アクセントになる公共施設
を作る
- 水車小屋と水道橋を作る
- 大空洞にシンボルとなる立派な時計塔を作る
- 地上の自然環境を再現した植物園を作る
- 重厚感がありながら輝く高炉を作る
第6章 古代都市を再開発する
- 古代都市の再開発の準備をする
- 古代都市に建物を作ろう
- 古代都市全体の調整をしよう
付録 / Web特典
- 基本的なパターン
- 旗レシピ
- 染色カラーチャート
- 本紙ワールドデータ
- 設計図
- 見てわかる建物動画
- 建築に必要な素材一覧
ギャラリー
掲載建築物一例
紙面イメージ
おまけ
ここだけの話
本書内で偉そうにピカソの言葉を引用していますが、実は彼の絵はさっぱり分からなかったりします。
今までトータルで何時間も見てはいるんですけどね。
ここだけの話
制作はマイクラ1.21.5で作られ入稿済み、現バージョンでもほとんど問題なかったのですが、一つだけ避雷針が錆びるという仕様変更には泣きました。
ぎりぎり校正で錆止めの注意書きを入れることができました。
本書追加情報
本書内で色付きガラスを使ったモブのステンドグラスを6種類紹介しましたが、さらに追加で6種類おまけします。
※画像を押すと詳しい配色が表示されます。
おまけブログ記事
COMMING SOONおまけブログ記事
COMMING SOONおまけブログ記事
COMMING SOON著者紹介
てんやわんや街長
20世紀生まれ。社会人マインクラフター。2011年5月にニコニコ動画でマインクラフトの動画で興味を持ち、体験版をダウンロード。1時間後には製品版(当時はβ版)を購入。翌週には作ったものを他人に見せたくなるも、パソコンのスペックの問題から当時流行っていた動画ではなく静止画を載せるブログを開設。その時に始めたワールドを羽陽曲折を経ながらも今もなお開発中。
マインクラフト以外の趣味は、旅行と写真撮影。最近では旅行先の建造物を細かく写真に撮っているため、変な目でよく見られるのが悩みの種。